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2016年2月13日土曜日

【研究ノート】 キリスト教・東西教会、1000年ぶりのトップ会談、歴史的和解へ一歩


・西暦1054年に分裂して以来、約1000年ぶりのトップ会談
…ローマ・カトリック教会、法王フランシスコ
…東方正教会、最大勢力・ロシア正教会の最高位、キリル総主教

・キリスト教徒がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)などから迫害されている問題などについて協議
・共同宣言発表
…「中東・アフリカ地域の国々では、キリスト教の兄弟たちの家族や村、都市が根絶やしにされようとしている」と強い懸念を表明
…「教会も攻撃や略奪の対象となり、神聖なものが冒涜(ぼうとく)されている」と強調
…その上で、共通の課題に協力して取り組む姿勢を示す

信濃注:
これって、キリスト教東西連合 vs イスラム教(一部)の構図になってないか?
(以上)



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ローマ法王が露正教最高位と会談、1054年の東西分裂後初 本格和解へ、「ISの脅威」で一致










ローマ法王、ロシア正教会総主教と会談へ 史上初、1000年近くの対立を経て









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改訂履歴
※2016.2.15、タイトル変更(他の記事との整合性をとるため)、「【研究ノート】 キリスト教・東西教会、歴史的和解へ一歩、1000年ぶりのトップ会談」 >> 「【研究ノート】 キリスト教・東西教会、1000年ぶりのトップ会談、歴史的和解へ一歩」

4 件のコメント:

  1. よく分からないのですが,「キリスト教徒」というのは,カソリック教徒のことで,プロテスタントの教徒ではないような気がするのです。なぜなら,ISISを生み出したのは,アメリカ合衆国であり,プロテスタントのアメリカであり,特にネオコン一派だと考えるからです。
     例えばV.ヌ-ランドや彼女の夫R.ケ-ガンなどは,プロテスタントであり,ネオコンであり,彼らの教義は自国や他国の憲法,国連の上に置いているとしか,思えません。

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    1. コメントありがとうございます。
      ちょっと時間をいただけませんか。
      不勉強な部分がありますので私なりに調べて回答いたします。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. 匿名様、回答いたします。

    事実1
    ・キリスト教トップ会談の一方にプロテスタントは含まれていない
    ・米国ではカトリック21%、プロテスタント58%(2003年)
    ・欧州ではカトリックとプロテスタントの比率不明
    (カトリック発祥の地である欧州では、カトリック比率が世界平均を下回ることはないだろうと推測)
    ・世界全体ではカトリック50%、プロテスタント37%

    結論1
    ・米国ではプロテスタントが主流
    ・米国、欧州ともに、カトリック、プロテスタントのいずれも、政治的に無視できる割合ではない

    事実2
    ・2001-2009、共和党・ジョージ・ブッシュ政権とアメリカ新世紀プロジェクト
    ・2009-、民主党・オバマ政権とヌーランド国務次官補
    ・ヌーランド国務次官補の夫は、アメリカ新世紀プロジェクト共同発起人の一人であり、代表的なネオコン論者のロバート・ケーガン

    結論2
    ・米国でネオコンが一定の影響力を持っているのは事実だろう

    事実3
    ・米・NATO vs 露の対立がある
    ・米の原油輸出解禁は露にとってきつい様子
    ・イスラム国、パリ同時多発テロの犯行声明「十字軍フランスに聖なる攻撃」
    ・キリスト教トップ会談の共同宣言「教会も攻撃や略奪の対象となり、神聖なものが冒涜されている」

    考察
    ・米国がISISを生み出した可能性はある
    …仮説は成り立つが事実認定はできない

    ・キリスト教東西連合 vs イスラム教(一部)の可能性はある
    …仮説は成り立つが、米・NATO vs 露の対立がある以上、実現性は低い
    (私も軽い気持ちで書いてしまったもので)
    …なお、米欧ともにカトリック勢力は無視できない

    ネオコンの影響力はあるでしょうが、同様にネオコン以外の影響力も無視できないと思います。
    結果として、いずれのシナリオも、現状ではあくまで可能性の範囲に留まるとしか言えません。

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